2011年6月2日木曜日

コースの選定

ヴェーザー川自転車道は私のような老体サイクリストにはもってこいなのでこのコースを選んだ話は前にしたが、その前には行ってみたいと思っていたルートがあった。ロマンチック街道である。何とも心を揺さぶる街道の名前である。
これは行ってみたいと思わせる名前では無いか。
元を正せば『ローマへの巡礼の道』の意味で、英語のRomanticとは別の意味があるようですが....
早速資料集め開始。ドイツ大使館内にある観光局で資料を発送してくれるとインターネットのサイトで見つける。
雨の自転車道
たくさんの資料が送ってきた。その中にロマンチック街道のルート図も入っていたのだが、観光バスのことや、サイクリングをする人たちのために荷物輸送をやってくれるサービスもあったり(有料)で、いくら老体サイクリストといえどこんなサービスのお世話になりたくないし.....これでは良いとこ取りのツアーだ。決定的だったのはインターネットにあった写真。道路端にある『Romantische Straße』の標識の下に『ロマンチック街道』の日本語。おまけにロマンチック街道は日本からの人気ナンバーワン。もともと観光地はあまり好きでは無いが、ドイツまで行って日本語の飛び交う観光地には行きたくない。
と言うわけでロマンチック街道は落選。
とある日、書店でドイツ旅行の本を探していたとき 小柳津 厚尚 著の『ドイツ自転車旅行を楽しむ』を見つける。64歳の方が書いた体験記なのだが、気に入ったのはヴェーザー川沿いは田舎だと言うこと。100人の旅には100通りの体験がありこの方と同じ体験が出来るわけでも無いし、同じ体験をしたくも無いが、ルートの選定にはずいぶん参考にさせてもらった。生まれて初めての海外旅行をする身にとっても、昔からヨーロッパの田舎に行きたかった身にとっても、最適のコースに思えた。
と言うわけでコース決定。

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